キャスティングが進んでます！映画『嘘に灯して』

こんにちは！春本雄二郎と申します！

今年１１月から撮影が始まる、映画『嘘に灯して』の脚本・監督をしています。

（初監督作品『かぞくへ』は第29回東京国際映画祭などたくさんの映画祭で受賞＆ノミネートされました）

映画『嘘に灯して』のキャスティングがじわじわ進んできました！

今日はそのことにまつわるお話しを。

つい先日、21日〜23日の３日間で演技のワークショップを開催してたんですね。

『演技のワークショップって何ぞや？』

という方のために簡単説明すると、『監督と多数の俳優が集まって、演技力を向上させるためにレッスンをする』です。

このワークショップ、単なる技術向上だけの機会だけではなく、

監督が俳優の個々の特性を知ることができる

という素晴らしい機会にもなるんですね。

例えばですが...

自分からアイデアをどんどん出して、アクションを起こしたり、ドラマを作ることが得意な俳優もいれば、

相手がしてきたことに対して、様々なリアクションをすることで、ドラマを膨らませることが得意な俳優もいるんですね。

おそらくみなさんの疑問は

『それを知るとどんなメリットがあるの？』

だと思います。

作品をより面白く、魅力的に見せるには、シーンの中で言いたいことをベースに、どの特性を持った俳優を組み合わせれば、ドラマがより膨らみを増すか？を考えないといけないんですね。

映画は料理と似ているところが多々あって、同じ系統の食材を組み合わせるとケンカしてしまって、両方の良さが殺されてしまう場合があったりするんですね。

つまり監督は、料理人と同様に、俳優(素材)の良い面、クセのある面を理解できていないといけないんです。

それがつまり、誰をどの役にするか？という『キャスティング』に活かされるわけですね。

なので、そういう観点から映画の出演者を見てみると、それぞれの良さやクセがより際立って感じることができて面白い発見があるかもしれません！

今日は、ある設定の役のオーディションがあるので、これから会場へ行ってきます！

新たな俳優陣との出会いにワクワクしています！

行ってきます！

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