台本は撮影終わりまで進化を続ける:映画『嘘に灯して』
こんばんは、春本雄二郎です。
今年11月に撮影する映画『嘘に灯して』の脚本・監督をいたします。
今日は、ずっと台本の中身を直していました。
これです。
『え、もう台本になってるじゃん!?』
と、お思いになる方がいらっしゃるかと思いますので、ご説明しますと、
このように製本になったからと言って、台本は完成ではありません。
台本は言ってしまえば、撮影が終わるまで、修正や加筆、カットが繰り返されます。
なぜか?というと...
監督は、常に、俳優の芝居、現場の状況を見ながら、必要な芝居、不必要な芝居を見極め、更新していくからです。
台本というのは、まだ紙の上だけでの話で、それを目に見える形にするのが撮影であり、映画であるわけです。
場所や役者が決まっていくと、紙(平面)だった世界が立体化されて来ます。
そうすると、文字では説明が必要だったものが、可視化されることで、不必要&余分(過剰)になったりするわけですね。
監督は、それを的確に見極め、台本を軌道修正しなくてはいけないのです。
ということで、昨日のロケハンを経て、今日、春本は台本を直しておりました。
(ちなみに昨日のロケハン日記はこちら↓↓↓)
今回のクラウドファンディングのリターンも
『完成前の台本第8稿』と『撮影台本』の二種類がありますね。
これはまさに上記の理由からで、
第8稿は、撮影台本と比べると、物語の構成から、シーンの内容から、果てはラストまで、全く違うアナザーストーリーになっています!
そうした観点で、二つのシナリオを見比べて『どうしてセリフが変わったのか?』『シーンの順番が変わったのか?』など考えてみると、新しい発見ができたりして面白いかもしれません!
ご興味ある方はぜひ、こちらからリターンを選んでみてください。☺️
(特に8稿は数に限りがありますのでお早めに〜)
今日は、ありがたいことに、目標額の10%を超えました!
皆様のご支援に心から感謝申し上げます!!
引き続き頑張りますので、どうぞ応援宜しくお願い申し上げます!!
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それではまた!
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