それぞれの空想をかけ算する楽しさ!:映画「嘘に灯して」

こんばんは、春本雄二郎です。

今年11月最新作の映画「嘘に灯して」を監督いたします。


初監督作品「かぞくへ」第29回東京国際映画祭に出品され、2018年に全国公開されました!



ただいま、次回作『嘘に灯して』の撮影に向けて、着々と準備を進めております! 

そんな中、ついに昨日、美術部、装飾部、衣裳部の皆様が合流しました!


皆様、第一線で活躍するめちゃくちゃ頼もしい方々です!!


意外と、美術部、装飾部、衣裳部の皆様が具体的に何をするか知らない方もいると思いますので、簡単にご説明しますと...


スクリーンに映るモノ、観客が目にする世界、それを彩り形づくるのが、

美術部、装飾部、衣裳部のみなさんの役目です!


美術部さんは、図面を引いて、ロケ地の世界観をデザインします。

装飾部さんは、美術部さんのデザイン画を元に、さらに細かく具体的に飾るものをイメージし、物を集めて、ロケ地を飾り込んでいきます。

衣裳部さんは、物語の登場人物と、キャストの両方のイメージと、ロケ地やデザイン画から、着ているべき衣裳をイメージし、集め、「衣装合わせ」でプレゼンテーションします。


まさに『映画の肝』ですね。


映画は『総合芸術』だ、とよく言われますが、

それはなぜか?というと、

監督の頭の中にある物語の世界と、『美術部』『装飾部』『衣裳部』を始め、各部署のスタッフの頭の中にある世界は、絶対に別のイメージが存在しているはずで...

(100%イメージが一致するということはまずないはず)


そのお互いのイメージを出し合って、相談しあって、

さらに大きな世界にイメージを膨らませていくからなんですね。


美術的なセンス、飾りのセンス、衣裳のセンスに特化したプロフェッショナルな人たちのイメージが、監督のイメージをより厚みや深みのあるものへ進化させてくれるのです!


そんな中、今日は美術部と装飾部のお二人とともに、ロケハンに行って、

実際に春本が事前に想定していたロケ地を飾り込めるか、ご相談をしてきました!



実際に現場を見てもらって、勝算があるか、判断してもらわないことには先へ進めないんですね。

そして...嬉しいことに、行けるだろうというご判断をいただけました!

ホッとひと安心!!(よかった〜)


採寸をされている装飾部さん↓

果たして、この空き部屋がどんな風に飾られていくのか...!?

これから楽しみで仕方ありません!!


皆様引き続きご期待ください! それではまた!

 #みんなで灯す #嘘に灯して 


 みなさまのお力を少しづつお貸しくださいますと映画が完成します! 製作費のご支援を募集しております。さまざまなお礼をご用意しております。 

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